「歯科アレルギー」とは歯科資材(詰物、接着剤、麻酔、神経を殺す薬、歯を溶かす薬などなど)に拒否反応を示すものです。
通常の「アレルギー」は血中のタンパクに反応することを指しますが(花粉症や蕎麦アレルギーなど)、「歯科アレルギー」はアレルギーというよりは「拒否反応」という印象です。
「麻酔をしたら呼吸がみだれ救急搬送された」、「神経を殺す薬を使ったら舌がしびれた」など症状は様々です。
2000年代まで神経を殺す薬でヒ素系の薬剤を使用している歯科医院もあり、それで化学物質過敏症(CS)になった患者さんの報告もあるようです。
裁判してもほとんどは敗訴です。
事前にアレルギー体質を伝えて、診療を受け化学物質過敏症(CS)になっても勝てないそうです。
大多数の他の患者に使用してもならないものは認められないのを盾にされるようです。
不条理ですね...
通常の薬剤はPMDA(医療品情報提供団体)で添付文書を閲覧することができるのですが、歯科薬剤は一部の麻酔薬しか見れません。
とても閉鎖的で情報を開示してないようです。
メーカーサイトの問合わせから打診しても「歯科医療従事者」しか返答してくれないそうです。
「歯科アレルギー」=「化学物質過敏症(CS)」と言ってもいいのではないでしょうか?
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